DAHON Dove plus フロントチェーンリング交換のご依頼

DAHON Dove plus /ポリッシュフロントチェーンリング42Tから48Tへ交換のご依頼です。
今回導入するチェーンリングはRIDEA製xx-LFR5ST　Single Speed Chain Ring LF 5arms48T（BCD：130mm）
剛性を落とすことなく軽量化を実現するとともに、

空気抵抗も低減するRIDEA独自のエアロデザイン

「Lami-Flow（ラミフロー）」を採用
真円シングルアウターリング（歯形状：ナローワイド）
・ラミフロープレートLFR±0T
・リア対応スピード：9～11S

です。(コピペ

早速装着しました。

チェーンリングボルトはKCNC製です。

このチェーンリングは歯の形状が特徴的でいわゆるナロー/ワイドタイプのチェーンリングです。歯の形状が厚いのと薄いのが交互に用意されています。

歯先までの長さもちょっと長めになっています。

この歯の形状のお陰で
チェーンの内側の広い方、狭い方が

それぞれにしっかりハマり込み

チェーンの暴れを抑制してくれます。なので１コマズレると

こんな感じでチェーンが収まらず

1つずらしてあげると

ピタッと収まります。

RIDEA製のナローワイドチェーンリングは

精度の高いつくりになっているので

チェーン離れも良く、そのため異音が少ないく

通常のチェーンリングと漕ぎだした時の

違和感はまったく感じません。

当店では各サイズご用意していています。

とくに１X（ワンバイ)が主流の

DAHONやTERNで使用している

46〜54Tは随時切らさないようストックしていますよ。

また健脚の方様に56T-58Tも厚めにストックしています。

ちなみにラインナップは

46/48/50/52/54/56/58Tです。

また僕も愛用している楕円形状の

チェーンリングもストックがございます。

フロントダブル用やチェーンリングガード付きも

ございます。

今回使用したチェーンは

KMC製X9-SL/シルバーを使用しました。

DOVE Plusの駆動系カスタムでよく頂くご質問で

「チェーンは何速のものを使えばよいのか？」

というご質問がありますが

基本DOVE Plusのリアコグは

8/9/10速のチェーン対応になっています。

また条件付きで11速チェーンも使用可能です。

今回は装着したRIDEAのフロントチェーンリングは

9速から11速まで対応しています。

今回なぜKMC製X9-SL/シルバーを

チョイスしたかと申しますと。

理由は単純で軽量でシルバーなチェーンが

このモディファイの作業段階で

X9-SL/シルバーのチェーンが一番

入手し易かったからなんです。

昨今自転車パーツの流通に滞りが目立つ中

チェーンもちょっと拘ってしまうと

中々入手困難な状況なんです。。。

結果的にこの選択でよかったとご依頼者sanも

満足して頂きました。

よかった、よかった、

ちなみにこちらはSHIMANO製のチェーンサンプルですが

左から８速～11速まで並んでします。

試しに2021年モデルDove Plusの

リアコグにそれぞれを巻き付けてみると

全てしっかり巻き付いてくれますね。

なので軽量化を狙っていくのか、それとも

耐久性重視でいくのかはそれぞれの

特性もありますので

ご自身の使用するシチュエーションで

この中からお選びいただけばよいと思います。

そしてチェーンリングの交換が終わったところで

純正の樹脂ペダルから

数あるフォールディングペダルの中でも

しっかり剛性が保たれた銘品の

MKS製FD-7へアップグレード。

純正の樹脂ペダルに比べ剛性が高くなっている分

残念ながらウエイトはUPしてしまいますが

ペダルを漕いだ瞬間にしっかり後輪へパワーが

入力されるのを感じられる

おススメのフォールディング出来るペダルです。

ということで

ご依頼のDAHON Dove plus /ポリッシュフロントチェーンリング42Tから48Tへモディファイ終了！と、はならなくて今回はもう一つのご依頼を頂いていましてご覧の通りこのDove pPlusはK3などでも定番のタイヤをシュワルベ製ビックアップルに履き替えているのですがそのためタイヤの直径が大げさにいうと16インチ並になってしまい14インチ用の純正スタンドでは停車時の安定性が保てないということで以前にご依頼のあったこれに対応するためのスタンド加工のご依頼も頂いていたんです。

こちらが車体から外した純正のスタンドです。

Dove専用設計で作りもしっかりしていて

軽くて大変良いスタンドなのですが、

ビックアップルのような大径のタイヤに

変更して走行安定性UPや転がり抵抗が減少するかわりに

トレードオフとして、もれなくスタンドを立てた時に

かなり気を遣う状態になってしまうんです。

そこでこちら

DAHON純正オプションのスタンドを使って

安定感のあるスタンドにモディファイするという

ご依頼を以前にも頂いたことがあり

今回もその要領でセットさせて頂きます。

まずはDove Plusの純正スタンドを

年季の入った万力にしっかりクランプします。

そしてスタンドの先を切り取っちゃいます。

やると決めたからには躊躇はしません(笑

先っちょを切り落として

グラインダーで綺麗にバリを落とします。

先を切り落としたスタンドは

ここでいったん休憩

つぎにDAHON純正オプションのスタンドを

またまたクランプして

先ほどと同じ要領で先端をカットします。

こんな感じになりました。

カットしたDAHON純正オプションのスタンドの上部は

ちょっと勿体ないけど今回使うのは先っちょだけ

ポイします。

すみません。。

ピントが奥に合っちゃって

肝心な部位がぼやけてしまいましたが

DAHON純正オプションのスタンドは

アルミの無垢材ではなく中空になっているんです。

で、もうおわかりのとおりです。

DAHON純正オプションスタンドの中空なのを利用して

Dove Plus先端カットのスタンドを合体させちゃいます。

こんな感じなります。

元々のスッキリしたスタンドではなくなりますが

樹脂キャップも付いて高さも出て安定感は抜群です。

それでは準備が出来たので先端だけ残したDAHON純正オプションのスタンドに
適正の位置にケガキしてポンチでマーキング後ドリルで下穴を空けます。その後タップでネジ山を立てます。次に先端を切り落としたDoveの純正スタンドです。

こちらにはザグリいれておきます。

ネジ山を立てたDAHON純正オプションのスタンドにボルトを通すとこんな感じです。
部材からボルトの先端が少し出るくらいの長さにボルトも加工しました。そして両方を合体させて先程ザグリを入れた位置にロックタイトを塗布したボルトの先端が収まるようにセットして完了です。こちらが完成品です。
最後に車体に取り付けて傾き具合をチェックして終了！この方法以外にも若干重量UPしますが先日ご依頼があったDove plusにＳALT製　TRACER/１４×2.00装着した際はジュニア用１６インチスタンドを車体側に回り止め加工して装着しました。ちなみにここで装着させて頂いたＳALT製　TRACER/１４×2.00
しばらく欠品していましたが先日少量ですがやっと入荷してきました。こちら以前にご紹介した記事が下記です。⇓⇓⇓⇓

　　　　　　　　　　　　　　「DAHON K3/Doveシリーズにジャストサイズのタイヤ入荷しました。」

RDEA製のヘッドセットもインストールさせて頂きました。グリップはELGON/GD1 FactoryＴsaこの度はありがとうございました。

そうそう今回のご依頼者sanは以前

当店のロゴ入りクッキーを差し入れしてくれた

パティシエのTsanでした。

「DAHON/tern オーナーズミーティングVol´3 」でも

参加者の皆さん用にイベント限定のクッキーを

ご用意してくれるそうです。

ありがとうございます。

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